Ker Maとは彼らの生まれた、ブルターニュの方言で、Chez Ma(Maの家)を意味する。Maとはもちろん、彼ら2人(MarionとManuel)のこと。
北東向きの畑のためか、同価格帯の、ラ・クロワ・モリソーよりも、重心がたかく、塩味があり、酸の軽快さがあります。2022年から、VdFでリリース。
マニュエル・ランドロンは、ミュスカデの名手であり、ロワール自然派の先駆として信頼されるドメーヌ・ランドロンの当主・ジョゼフの子息。
ドメーヌはマニュエルとマリオンのランドロン夫妻が2013年、ル・パレ村にスタートしました。マニュエルはトゥーレーヌのドメーヌのほか、ニュージーランドのフェルトン・ロードや、チリのルイ・アントワーヌ=リュイットなどの自然派生産者の下でも経験を積みました。
約7.7haの自社畑は全てビオロジックで、粘土に変成岩と水晶が豊富です。ミュスカデやガメイ以外に、樹齢50年を越える土着品種、フォル・ブランシュ100%のワインも生産しています。ワインは野生酵母のみで発酵させ、醸造中の亜硫酸は添加しない。ミュスカデは、深みあるミネラル感をワインに映すよう、可能な限り長く澱とコンタクトさせます。そのワイン造りは、総じて父のジョゼフよりさらに挑戦的だが、醸造の各段階で分析値を入念に確認しながら進め、安定感も併せ持っています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール地方ミュスカデ
[タイプ]白・辛口
[品種]ムロン・ド・ブルゴーニュ(ミュスカデ)
[土壌]角閃石、雲母片岩、正片麻岩(花崗岩類を源岩とする変成岩の一種)
[アルコール度数]11%
[醸造について]スキンコンタクト無し、グラスファイバータンクで醗酵、グラスファイバータンクで5か月間熟成
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ロワール地方ミュスカデ
[設立年]2013年
[生産者]マニュエル・ランドロン
[農法]ビオロジック農法(AB認証取得)
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。