長期熟成のために 非常に高い緻密な精度を備えており、美しい生命力に溢れているワイン。白い花に代表されるようなフローラルな香りが豊かで、みずみずしさと華やかさを備えた外向的なワイン。味わいは、丸みもあるが、芯が強く、伸びやかな酸を感じる硬質なワイン。余韻には石灰質土壌由来のミネラル感が印象的。
「マルセル ラピエールの甥であり、プリューレ ロックの醸造長を務めた人物」フィリップ パカレを紹介する際の常套句です。しかし、様々な噂をよそに自身のワイナリーを立ち上げてから15年になろうかという今、彼の名前は、ブルゴーニュを代表する造り手の一人と同義になったのではないでしょうか。
そんな彼の原点と言えるのは、自然派ワインの祖ともいえるジュール ショヴェに師事し、寝食を共にしてショヴェの哲学やエスプリを引き継いだ経験です。
(インポーター資料より)
★2015年6月フィリップ・パカレ訪問レポートはこちら≫
■ワイン情報
[産地]ブルゴーニュ
[タイプ]白・辛口
[品種]シャルドネ100%(樹齢60年)
[アルコール度数]13%
[土壌]石灰質の多い粘土石灰土壌
[醸造について]プレスせず、葡萄の重さだけで得られたフリーランジュースを澱引きし、土着酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を行い、バトナージュをしながら、13か月フレンチオーク樽にて熟成。
■ドメーヌ情報
[本拠地]ブルゴーニュ
[創設]2001年
[栽培]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。