買い葡萄によるブランド、「LA TANGENTE (ラ・タンジェント)」のもの。
初登場のキュヴェ。「アンコール!」と真逆のセパージュであり、より長く熟成したもの。
樽に「Printemps=春」と書いていたが、Dard et Riboに同名のキュヴェがすでにあるため、イースター祭の名前「ostara」と名付けた。
わずかにオレンジがかったチェリーレッド。苺シロップやグレナデンなど甘美な赤い果実味。わずかにバニラエッセンスのようなニュアンス。
口当たりは丸く、しっとりとした質感。ほどよい酸味が全体を引き締めており、艶やかで気品あふれるエレガントな味わい。
タン・レルミタージュでぶどう畑に囲まれた育ったレミ。
とにかく肉体的な仕事が好きで、山岳ガイドを経て馬で畑を耕す会社を立ち上げ、マドリッドで人材紹介会社で働きながら芸術活動を続けるパトリシアと出会い意を決して2013年からワイン造りの世界に入る。
自社畑の収穫量はとんでもなく少なく、買いぶどうでのネゴスワインを造りながら、少しずつ自分達の目指す方向に向かっている。
2019年に手に入れた古い農場をカーヴとし、その周りにアルバリーニョ、サヴァニャンなど酸のあるぶどう品種も植樹し、これからの地球温暖化対策もしている。
カーヴも今から少しずつ整備していくという。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ローヌ地方アルディッシュ
[タイプ]赤・辛口
[品種]グルナッシュ70% 、シラー30%
[アルコール度数]13%
[土壌]粘土石灰質
[醸造について]品種毎に醸造。30%は全房、70%は圧搾。その後ブレンド。フードル樽とアンフォラで8か月熟成。
■ドメーヌ情報
[産地]フランス ローヌ地方アルディッシュ
[設立年]2013年(ファーストヴィンテージ2016年)
[生産者]パトリシア &レミ・ボヌトン
[栽培方法]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。