北海道・余市の木村農園で、すこやかに育ったピノ・ノワールを、醸造家ブルース・ガットラヴが、北海道岩見沢で野生酵母で醗酵させました。
2021年のピノ・ノワールは、北海道産ピノ・ノワールの非常にパワフルでリッチなバージョンで、ベリージャム、燻製肉、カシスのアロマを示し、力強いフルボディの口当たりを持ちます。
色合いはラズベリーレッド。香りはフランボワーズやレッドチェリーなどの赤い果実に、バラの花やナツメグ、シナモン、トースト、腐葉土など複雑。味わいはなめらかな口当たりでボリュームがあり、酸と華やかな果実味が溶け合い余韻が長いです。
料理との相性は、イチゴとブラータチーズのサラダ、柿の葉寿司、ズワイガニの甲羅味噌焼き、茸のホイル焼き、鴨むね肉のロースト ベリーソース、手羽元と里芋の煮付け、サムギョプサル、ジンギスカン、松茸の土瓶蒸し、花山椒と牛肉の旨煮です。
今飲んでも楽しめますが、今後5~7年はビン熟成でさらに良くなるでしょう。このワインの豊かさと複雑さを存分に楽しむために、常温で召し上がることをおすすめします。
(ワイナリー資料より)
■ワイン情報
[産地]北海道余市町、木村農園
[醸造場所]北海道岩見沢市(10Rワイナリー)
[タイプ]赤・辛口
[品種]ピノ・ノワール100%
[アルコール度数]14%
[醸造について]85%は除梗し、15%は全房のままタンクに入れ、適度な温度で野生酵母による短時間の醗酵が行われた。醗酵後、プレスしフレンチオーク樽に澱引き。14か月熟成させた後、ブレンドのために澱引き。無清澄、無濾過。ビン詰め直前に少量のSO2を加えた。
■ワイナリー情報
[所在地]栃木県足利市
[創業]1950年代、山の急斜面に葡萄畑を開墾
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2023.5月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
香りに酔いしれる
【ティスティングメモより】【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓二日後に飲みました。
うすいルビーレッドで透明感があります。
あぁ~いい香りです(笑)
熟したチェリーに煮詰めたブルーベリー、ドライプルーン。
土の感じや皮っぽさも少しだけ出てます。
シュッとストレートに酸味が入ってきて、塩味のような旨味が広がってきます。サクランボのようなやさしい果実感が追っかけてやってきて、奥行きを感じます。
アフターがいつまでも長く続きます。
若竹煮、メバルのアクアパッツアといかがでしょうか。