南東向きの斜面に位置する区画で粘土石灰質土壌。畑の深部には石灰岩があり、最もミネラルの強くでる区画。
アルザス地方の都市、コルマールの南西にあるユスレン=レ=シャトーという村に居を構えるジェラール シュレール エ フィス。昔ながらの家族経営のドメーヌで、現在ワイン造りを担うブリュノ シュレールは、1980年代にこの家族でのワイン造りに加わりました。ブリュノの父ジェラールは、何十年にもわたって化学肥料や除草剤を用いず畑仕事を続けており、そこに才能とアイデア溢れるブリュノが加わった事で、ジェラール シュレール エ フィスのワインは大きな飛躍を遂げます。
ブリュノのワイン造りにおける哲学は「自由」であること。とある時期、ビオディナミのアプローチを取り入れて畑仕事を行っていましたが、それでいて決してビオディナミの手法やフレームワークのために彼自身の発想が制限される事を望みませんでした。ブリュノ シュレールにとっては、固定観念や権威から「自由」であることを常に求め、絶えることなく湧き上がるアイデアを実現することに情熱を燃やし続けています。
(インポーター資料より)
※ギフトBOXのご用意はございませんので予めご了承ください
■ワイン情報
[産地]アルザス地方
[タイプ]白・辛口
[品種]ピノ グリ100%
[アルコール度数]13.5%
[土壌]粘土石灰質土壌
[醸造について]全房でダイレクトプレス。発酵後、フードルで1年間熟成させてから瓶詰め。清澄も濾過もしない。
■ドメーヌ情報
[本拠地]アルザス地方 ユスレン・レ・シャトー村
[現生産者]ブルーノ・シュレール
[栽培]ビオロジック 認証なし
[畑面積]7ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2024.10月中旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
時間と温度帯を変えて色々と楽しみたいアルザスのピノグリ!
【ティスティングメモより】【好き】 辛口・甘口問わず、綺麗な酸が感じられるワイン
【苦手】樽の香りやアロマティックな香りが強すぎるワイン
抜栓後すぐと2日後に試飲しました。
色調はうっすらピンクがかったイエロー。香りは若いアプリコットの果実感やアカシヤ蜂蜜のような蜜っぽさがあり、口に含むとまず最初にキュっと締まった酸を感じます。
抜栓した時は温度が低めで酸と果実味が締まった状態でしたが、時間とともに温度が上がると、香りの豊潤さがより出てきて奥行きを感じます。後味には品種ピノ・グリの特徴らしいほろ苦さが若干ありますが、それほど気にならずアクセントとして全体に溶け込んでいきます。
合わせるお料理は、季節的にはサンマの塩焼きにカボスと大根おろし添えて、それに松茸の土瓶蒸しなど、秋の味覚と一緒に試してみたくなりました。
少しゆっくりと時間や温度帯を変えて楽しんでも良いかと思います♪