黄色果実、シナモン、ハーブ、冷涼なミネラル。複雑で深みのある味わいです。
薔薇の花を浮かべたオイル、幼い頃に嗅いだ花の蜜、わずかにスパイス上に重なるバニラ。
太く大きくそびえたつ酸の柱は細いピアノ線のような果実の集合体。
残糖は皆無、オレンジを思わせる香りの糸を張って描く結晶体のような世界観。
瑞々しく余韻まで果実を糸に乗せて伝達していく。長く残響する余韻。
偉大な品種と言いたくなる説得力。
オーストリア ナチュラルワインの先駆者 30年以上健全な状態の畑とブドウ
オーストリア最大のワイン産地、ヴァインフィアテル。この地に居を構えるヨハネス・ツィリンガー。現当主ヨハネスの父ハンスは1980年代に既にオーガニック栽培に回帰しており、オーストリアにおけるナチュラルなワイン造りの先駆者のひとりです。畑と葡萄は30年以上、健全な状態で活力を与えられています。2013年、ヨハネス・ツィリンガーはワインにより葡萄の生命力と香りの力を反映させるため、新たな畑を開墾しました。設備は一新され、ワインはこれまで以上に自由な熟成を経ることとなりました。ツィリンガーでは新旧合わせた手法を採用しています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]オーストリア ヴァインフィアテル
[タイプ]白・辛口
[品種]リースリング(樹齢40年)
[土壌]石灰岩質
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]天然酵母で自発的な発酵、500Lのアンフォラで果皮浸漬。圧搾後、アンフォラ発酵。発酵後半に10%フレッシュなブドウを加える。700Lのアカシア樽で14か月熟成。
■ワイナリー情報
[本拠地]オーストリア ヴァインフィアテル
[栽培について]33年間有機無農薬、5年間ビオディナミ
このワインはナチュラルワインです。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
カーヴ・フジキの考える「ナチュラルワインとは」について詳しくはコチラ