色合いは真紅の深いガーネット色。カシス、バラの花弁、ユーカリ、昆布の香り。ワインは新鮮でコクのあるしなやかな凝縮味にメリハリがあり、塩気のあるタイトなミネラル、きれいに溶け込んだ酸、キメの細かいタンニンが味わいに立体感を与える!
ワイン名は「フォンシプレはあなたのワイン!」と「Si pres detoi?(隣りに居ていい?)」というフレーズを掛けている!
フレデリック・コサールのアドバイスにより飛躍的に向上!徹底したクレンリネスのカーヴから生まれる、フィネス溢れるワイン
ドメーヌ・フォン・シプレはフレデリック・コサール氏がラングドックで立ち上げた『シャソルネイ・デュ・スッド』の共同経営者であるロドルフ・ジャネジニ氏の奥さま、レティシア・ウリヤック女史がオーナーのドメーヌです。以前は自分の思うようなワイン造りが出来ず、自信が持てなかったためにワイン自体にもそれが現れてしまっていたそうですが、彼女のセンスの良さを見抜いたフレデリック・コサール氏のアドバイスにより、それまでの造り方を一新し、さらにワイナリー名も“シャトー”から“ドメーヌ”に変更し、再スタートを切りました。アドバイスをしたフレッド自身がその変貌ぶりに驚いたというから今後がさらに楽しみな生産者ですね。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ラングドック地方
[タイプ]赤・辛口
[品種]グルナッシュ60%、カリニャン40%(樹齢21年~33年)
[アルコール度数]13%
[土壌]泥土状粘土質
[醸造について]セメントタンクで3週間マセラシオン、自然酵母にてセメントタンクで15日間発酵、セメントタンクで4か月、アッサンブラージュ後ファイバータンクで2か月熟成 ノンフィルター SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ラングドック地方
[生産者]レティシア・ウリヤック
[所有畑]18ha
[栽培方法]ビオロジック
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2024.1月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
香りと味わいのギャップ
【ティスティングメモより】【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
見た目濃い~です。ガーネット。深いです。
香りは熟したベリーやジャム。プルーンの凝縮した香りやドライフルーツも。鉄のような少々硬い香りもあります。
今年はグルナッシュとカリニャンのアッサンブラージュに替わったので雰囲気が以前と違うのかも。
味わいは濃淳と思いきや、香りほど濃くなくてどちらかといえばジューシー寄り。優しい口当たりはとてもフレンドリーなワインです。
軽めながらチョーキーなタンニンあり。
豚肉のソテーを甘めのソースで一緒にいかがでしょうか。