色合いは濁りのあるオレンジがかったダークチェリーレッド。熟したイチジク、バナナ、なめし革、タバコの葉の香り。ワインはみずみずしくしなやかでコクのある果実味が染み入るように優しく、キュートで強かな酸、鉱物的なミネラル、キメ細やかなタンニンが余韻を支えます。
3 年の熟成を経たワインは、野趣味あるみずみずしい果実味がとても官能的。ワイルドな色気のある大人な味わいは、ジビエ料理との相性が良さそうです。
ワイン名KSはKopfacker(コッファーカー)というピノグリの畑とSandstein(サンシュタイン)の
ピノノワールの畑の頭文字を取って名付けました。
オーナーであるジャン・フランソワ(ブリュノ・シュレールの親戚)は、1999年に父の畑を継いでワイナリーを起ち上げます。(以前はブドウを農協に売っていました)
1996年から畑を完全にビオ農法に変え、同時にビオディナミを実践に取り入れます。2003年から一部SO2無添加のワインを試作していましたが、2012年から本格的にサンスフルのワインスタイルにシフトしました。(インポーター資料より)
※ギフトBOXのご用意はございませんので予めご了承ください。
■ワイン情報
[産地]フランス アルザス
[タイプ]赤・辛口
[品種]ピノグリ50%、ピノノワール50%(樹齢17年~52年)
[土壌]グレ・ローズ(ピンクの小石)、石灰質・泥灰土
[アルコール度数]13.5%
[醸造について]スミマセラシオンカルボニック、食品用大型ポリタンクで5週間マセラシオン、自然酵母で2か月醗酵、228hLの古樽で10か月熟成。ノンフィルター、SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス アルザス ファッフェンハイム村
[創業年]1999年
[生産者]ジャン・フランソワ
[所有畑]6.66ha
[栽培方法]ビオディナミ農法(1999年エコセール、2001年デメテール認証取得)
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。