毎年クレイグとカーラ夫妻が造ってくれている日本限定のスペシャルキュヴェです。
今回は自身のベースであるBandits Kloofにて、2018年に植樹したグルナッシュ・ノワールからの初ヴィンテージとなりました。
ラベルの写真は春にクレイグのファームで一斉に野生の花が咲き始めた時に自身が撮影したものです。
かつて南アフリカにおけるナチュラルなワイン造りのパイオニアとして一躍したワイナリー 『ラマーシュック』 において醸造責任者を務めていた クレイグ・ホーキンス氏 が、満を持して2008年に独立を果たしたワイナリーで、妻のカーラと共に経営しています。
拠点はスワートランドの最北に近いピケットバーグの山麓にあり、畑はパールドバーグにあります。毎年ブドウやワインの出来のイメージによってエチケットや名前を変えており、栽培から醸造、ラベル貼りまで全ての工程において、自身の持つインスピレーションに忠実に従ってワイン造りをしている、まさに天才肌の造り手です。
イギリスをはじめとしたヨーロッパ各国や世界のナチュラル・ワインのマーケットでにおいて、南アフリカを代表する自然派の生産者として今最も注目を集めている生産者の一人です。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]南アフリカ・西ケープタウン州スワートランド
[タイプ]ロゼ・辛口
[土壌]風化した砂岩
[品種]グルナッシュ・ノワール100%
[アルコール度数]11%
[醸造について]500Lの古樽にて、野性酵母による自然醗酵、マロラクティック醗酵。無清澄・無濾過
■ワイナリー情報
[本拠地]南アフリカ・西ケープタウン州スワートランド
[生産者]クレイグ・ホーキンス
[設立年]2008年
[栽培方法]ビオロジック
[所有畑]15ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であること><に加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2025.2月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)

きれいな酸味が楽しめる
【ティスティングメモより】

【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓翌日に飲みました。
ちょっと赤みが強めのピンク色。クリア。
アメリカンチェリー、ラズベリーの果実の引き締まった香りに、ややローストを思わせる樽様の香り。ほのかにスイカズラの小さい花を感じます。締まりのある清らかさが伝わってきます。
ストレートに引き締まった酸味で輪郭がカチッと決まっています。塩味を感じるところが旨味につながって、立体的なふくらみを醸し出しています。
軽めのタンニンがあり、アフターに苦みを少々感じます。
きれいな酸味が楽しめるので、冷やしていただく方が良いと思います。
スモークサーモンや生ハムを使ったサラダ等冷たい前菜といかがでしょうか。