こちらはジル・アゾーニ氏の一番好きなキュヴェ「ファーブル」。2015年に訪問した際に「タンニンが広がりすぎるのを好まないので赤は低めの温度で飲むのがいい」とアドヴァイス頂きました。
“Fable”とは、子供たちに道徳を説明するための寓話、お話しのこと。

ビオロジック栽培のムーブメントをよりいっそう広めたい
ピエール・オヴェルノワ、クロード・クルトワらを敬愛し、「亜硫酸無添加が絶対条件。ワインにブドウ以外のものは入れない」を信条とする、ジル・アゾーニのドメーヌ。ジルはパリで生まれ、ヴォルネイでの修業後、1983年、アルデッシュの静かな渓谷の山間でドメーヌ開設。畑はつい近年まで携帯電話も通じない、孤絶した地域であった。「ブドウはイエス・キリスト。畑は聖母マリア。造り手は二人に従う羊飼いである」を哲学に、真摯かつ情熱的なワイン造りで、濃いばかりで単調になりがちな地域のシラーやグルナッシュから、熟成後にブルゴーニュも及ばないほど繊細で複雑な美しいワインを生む。2016年から息子のアントナンが醸造に加わり、ワイナリー名義も息子の名に変更したが、当面はジルもワイナリーに残り、アントナンを手助けしている。アントナンの加入後はワイナリーの形態もネゴシアンへと変わり、アルデッシュの数人ブドウ栽培家達と契約している。栽培家の中には、やがてはヴィニュロンになろうという人もいて、アントナン達から醸造を学び、ワイナリーを立ち上げる若手も出ている。(インポーター資料より)
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■ワイン情報
[産地]フランス ローヌ地方アルディッシュ レ・サルレ村
[タイプ]赤・辛口
[品種]シラー60%、グルナッシュ・ノワール40%
[アルコール度数]14%
[醸造について]20日間のカーボニック・マセレーション、90日間アルコール発酵、30%を木樽、70%をステンレスタンクで6か月熟成し、アッサンブラージュ。無濾過 SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[産地]フランス ローヌ地方アルディッシュ レ・サルレ村
[設立年]1983年
[栽培方法]ビオロジック
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2020.11月下旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
黒系フルーツのコンフィチュールのような果実の甘味が詰まってる!
【ティスティングメモより】
【好き】 酸とミネラルもしっかりある薄甘白ワインが大好物。 マセラシオンしたバランスのいいワインも好き。
【苦手】 苦みが強いワイン&石油香は×
抜栓後すぐに試飲しました。
黒紫系ルビー色、カシスリキュールやブルーベリー、ブラックカラント、ドライプルーン、黒オリーブ、黒糖シロップのような香りが広がります。
アタックには黒系フルーツのコンフィチュールや黒糖シロップのようなコクのある凝縮した果実の甘みを感じます。
巨峰の皮と実の間の一番美味しいところのようなジューシーな果実味に心地よい程度のタンニンと酸がとてもバランスよく、濃さはありますが飲み疲れしない印象です。
餃子やシュウマイ、ブルーチーズやウォッシュチーズのようなやや癖のあるチーズとも合わせやすいと思いました。