ダークチェリー、グロゼイユの熟した果実にプラリネの甘い香りが重なります。芳醇かつ凝縮したチャーミングなコクが染み入るように柔らかく、塩気のある洗練されたミネラルとキメの細かいタンニンが上品な骨格を形成します。
両親の才能を受け継ぐサラブレット
オーナーであるアレックスは、2012年ボーヌのワイン学校(BTS)に入学。学校で醸造や栽培を学びながら2週間おきにプリューレ・ロックのドメーヌで研修を重ねる。2014年2月オーストラリアで1年間ワイナリーやレストランで働く。
2015年2月に帰国後、父のジャンのドメーヌで収穫終わりまで働き、その後日本でに3ヶ月滞在。
2016年再びジャンのドメーヌで働き、収穫直前の8月にブルイィとコート・ド・ブルイィの畑それぞれ1haずつ計2haを購入。ジャンのドメーヌで働きつつ、2017年8月正式に自らのドメーヌを立ち上げる。
現在、アレックス・フォワヤールは 2ha の畑を1人で管理している。また、自らのドメーヌを切り盛りする一方 で、現在も父ジャンのドメーヌの従業員として働いている。
彼のワインスタイルは「エレガントな果実味と深みのある味わい」で、まさに父ジャンがつくり出すワインがベースとなっている。そこにさらにブドウの持つフィネスや洗練された旨味を引き出すのが彼の目指すワインの理想型だ。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ボージョレ コート・ド・ブルイィ
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ(樹齢平均32年)
[土壌]花崗岩、シスト混じりの砂地
[アルコール度数]14.5%
[醸造について]低温で21日間マセラシオンカルボニック、自然酵母セメントタンクで30日間発酵後、50%セメントタンク、50%古樽228Lで10か月熟成 軽くノンフィルターあり
■ワイナリー情報
[本拠地]フランス ボージョレ モルゴン
[設立年]2017年
[所有畑]2ha
[栽培方法]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2018.8月下旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
ローズヒップにハイビスカス、父譲りの華やかエレガント系ガメイ!贈り物にも安心のバランスの良さ。
【ティスティングメモより】【好き】 バラ紅茶&赤紫蘇系の赤とロゼに目がない
【苦手】 樽香&ピピドシャ、アルコール感が目立つワイン
抜栓初日の試飲。色合いは透明感ある赤色。鮮やか。
香りは華やか、赤い花、ゼラニウムにクランベリー。
ローズヒップやハイビスカスを思わせる酸と果実味で、滑らかな質感もありごくごくエレガント。若々しいですが、若いワインならでは華やかさも楽しめます。ピノノワールっぽいと感じられる方も多いと思います。このあたりはさすが父譲り!?
(個人的には某ベテラン生産者がかつて造っていたブルイィを思い出したのですが、ちょっと記憶が曖昧なので”某”としておきます…。ともかく、そのくらいバランス感覚や安定感を感じる味わい!)
薄うま好きの心にヒットしそうな味わいながら、バランスも良いので贈り物にも大変おすすめです!