泡立ち良く細かいです。淡い黄色の色合い。香りははっきりと立ち上がり、レモンと少し桃っぽさを感じました。果実感中心ですが、ドライでフレッシュ、軽やかです。レモンやグレープフルーツの果実感、酸もあります。アフターに苦みを感じません。食前酒から軽い前菜などと合います。
ステンツ家は、1674年にコルマールより南西6kmに位置するヴェトルスハイムに移ってきました。ヴォージュ山脈の 麓に広がるブドウ畑は日光の良くあたる理想的なミクロクリマを持っています。ワインの質、環境への敬意、そして健康を尊重する方法を求めて有機栽培を行い始め、1984年にナチュール・エ・プログレ(Nature et Progrès)の認証を 得ました。化学肥料や除草剤、化学殺虫剤は使用していません。
醸造はナチュール・エ・プログレの規定に沿って行われます。⼿摘み、半⽇間かけてプレス、温度コントロールをして発酵。補糖は全く⾏いません。すべてのワインがマロラクティック発酵をしています。ワインは、混じりけなくすっきりしていて、ブドウ品種とテロワールの特徴を存分に表現しています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス アルザス
[タイプ]泡・白・辛口
[品種]ピノブラン80%、シャルドネ20%
[アルコール度数]12%
[醸造について]瓶内二次発酵 自然酵母で発酵 補糖無し
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス アルザス ヴェトルスハイム村
[所有畑]9ha
[収穫]手摘み 畑で選果
[ビオの認証]1984年ナチュール・エ・プログレ認証
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2025.3月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)

シュッとした立ち姿のクレマン
【ティスティングメモより】

【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓翌日に飲みました。
淡いレモンイエローです。
グラスに注ぐと細かくクリーミーな泡立ち。
最初、鉱物のような硬めの香りが上がってきますが、徐々にフルーツが現れます。
熟した赤いリンゴ、カリン。追っかけてカンロ飴のような甘い香りもあって、ふくらみを感じます。
味わいはドライです。柑橘系果実の伸びやかで引き締まった酸味はとても口当たりがよく、スッと切れて甘みが残ります。
軽快でフレッシュ。スリムで均整の取れたシュッとした立ち姿のクレマンです。
暖かくなってきましたし、アウトドアでアペリティフにちょっと一杯飲みたくなってきました(笑)