クリアで濃いガーネット色の外観。煮詰めたカシスやブラックベリーの凝縮した果実の香りに加え、焙煎したコーヒー豆、ブラックオリーブのアロマやスミレのフローラルな香りが湧き出てきます。
柔らかい口当たりと濃厚な味わいが主体的で、酸とミネラルが大人しいスタイル。
タンニンが優しく、ジューシーでシルクのように滑らかな味わいはワイン初心者でも十分に美味しさが伝わるほど。
ポテンシャルが高く、熟成させることをお勧めしますが、バランスが良いためすぐに飲むこともできます。
飲みごたえのある果実主体の味わいと共に、長い余韻が心地よく、ワインとセミハードチーズや鴨、羊などの赤身肉との相性が抜群です。
2016年からネゴシアンとしてワイン造りをスタートさせたのが、「Le Quai a Raisins (ル・ケ・ア・レザン)」のロバンとイモージェンの若いカップルです。
職人的なワイン生産者であり続けたいと願う二人は、ビオディナミで栽培される7ヘクタールの自社畑とフランス各地にある7人のビオ栽培を行う生産者 (ボジョレー、コート デュ ローヌ、ラングドック、ルーション) からブドウを購入し、テロワールを最大限に表現したワイン造りを行うため、ビオディナミ栽培である事、手摘みで収穫される事、天然酵母で発酵させる事、サンスフルである事を重要視してワイン造りを行っています。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ラングドック
[タイプ]赤・辛口
[品種]シラー79%、グルナッシュ21%
[土壌]赤茶けたスレート状の砂岩とシスト土壌
[アルコール度数]15%
[醸造について]シラーは除梗、グルナッシュは全房で同時に発酵後、22日間マセラシオン。天然酵母で発酵し、SO2(亜硫酸塩)無添加で瓶詰。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ラングドック
[設立]2016年
[栽培方法]ビオディナミ
[所有畑]7ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。