非常に軽やかで淡い色調。果実の繊細さがあり、飲み心地の良さとブドウ由来の野性味で、女性的な柔らかさをも感じるランブルスコ。KOIのフィロソフィのままに、完全無添加にて醸造されるランブルスコ。
偉大なるランブルスコの造り手の意思を継承する、モデナの未来を担う新しい才能をもつ生産者!
造り手のフラヴィオは、イル ファルネートにてブドウ栽培から醸造まで担ってきた人物で、まだ若く経験も浅いが几帳面な性格と誠実さ、そして素晴らしい探究心を持っています。
イル ファルネートで働き、ヴィットーリオ グラツィアーノのワインに学ぶ、素晴らしい環境と師に恵れました。
2018年より畑を引き継ぎ、ワイン造りを開始。まだスタートしたばかりのワイナリーであるものの、その栽培・醸造哲学については一切妥協しない。醸造では酵母やSO2など、完全の無添加で造り出す瓶内二次醗酵、そしてワイン自体が自分の生み出すオリによって守られ、成長していくという驚きのスプマンテです。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]イタリア エミリア・ロマーニャ
[タイプ]微発泡・赤・辛口
[品種]ランブルスコ・グラスパロッサ100%(樹齢50年~)
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]収穫は2度に分け、約3日間果皮とともに醗酵、圧搾し、そのまま木樽にて6か月の熟成。冷蔵保存していたグラスパロッサのモストを加えて瓶内で再醗酵、SO2(亜硫酸塩)無添加
■ドメーヌ情報
[本拠地]イタリア エミリア・ロマーニャ
[生産者]フラヴィオ・レスタ ーニ
[継承年]2018年
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2022.1月下旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
”柑橘+微泡でグビグビ飲めちゃう!”
【ティスティングメモより】【好き】 アルザスワイン、ロゼ泡、フルーティなワイン 、揮発酸
【苦手】 タンニン強めのワイン
抜栓直後に試飲しました。
ワイルドベリーや野性的な香り、オーストリアのツヴァイゲルトに似た香りです。
飲んでみると泡がほとんどありません。ランブルスコなのに.....(笑)
ランブルスコというと軽やかでイチゴなどチャーミングな味わいをイメージするかと思いますが、こちらは「これ、品種なんだっけ?」と、思わず確認したくらいしっかりした味わいです。熟したブルーベリーやプラム、黒系果実の味わいが詰まっています。
しかし、不思議なことにしぼりたてのフレッシュオレンジジュースの味わいもあり、
とても複雑で面白い味わいです。
かなりドライなので、カツオのたたきなど血合いの強い味わいのお魚と相性が良さそうですね。