気兼ねなく飲み続けられる土地の味わいを意識し、気軽な飲み口を追求したワインです。
レッジョ・エミリアの南にあるカステッララーノの町。当主のマルコ・ベルトーニは2001年、町から離れた丘陵地に念願の土地を手に入れ、ゼロからのブドウ栽培を開始しました。畑は標高250m、サッスオーロを含むこの辺りは強い粘土質を持ち、年間の降雨量が少なく非常に乾燥しています。この辺りではほとんど見られなくなった、手作業によるブドウ栽培にこだわるマルコ。
湿度の問題が起きない畑では、当然カビの影響がほとんどないため、ボルドー液を必要としない環境が整うことに驚きます。そして、樹に全く負荷をかけない、自然環境と樹の自己管理力を尊重する栽培。醸造は、彼の理想ともいえる日常を感じるワイン、幼い頃に見てきた情景を尊重したワイン造りで、不必要な介入を避け、冬場の寒さを利用してオリ引きするなど、あくまでも地元の手法にこだわります。どのワインも果実をそのまま感じつつ、決して飲み飽きしない気軽さを持っています。(インポーター資料より)
ワイン情報
[産地]イタリア エミリア・ロマーニャ
[タイプ]赤・辛口
[品種]マルツェミーノ主体、マルボ ジェンティーレ、他
[アルコール度数]11.5%
[醸造について]除梗し果皮と共に醗酵。セメントタンクにて発酵・熟成。
■ドメーヌ情報
[本拠地]イタリア エミリア・ロマーニャ
[生産者]マルコ・ベルトーニ
[農法]有機栽培
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。