ミュスカデでは、角閃岩(Amphibolite)と同じく重要な岩石である片麻岩(Orthogneiss)は、ワインに薫香を与えることが多い。長期のシュール・リー熟成が、液体に厚みと複雑さを与える。
1940年代以来、ナント近郊ラ・エ・フアスィエール村で栽培家としての歴史を持つランドロン家が、1980年にドメーヌでの元詰めを開始。
1999年に、創業者の子息ジョセフ(愛称ジョー)が栽培をビオロジックに移行させ、さらなる栽培への探求を続け、2011年にはビオディナミ認証も獲得した。
ワインと、ナントの土地への深い愛情がまばゆく輝くその作品は、低い収穫量と僅かな亜硫酸添加で、土地の特性を見事にとらえるジョゼフの真摯な職人肌の賜物。
2021年よりジョーは徐々に引退、娘夫婦へとワイナリーの運営を引継ぎしていく。エレーヌとニコラの2人はこれまで羊を飼いチーズを造ってきたが、羊たちと一緒にワイナリーへと戻ってきた。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス・ロワール地方ミュスカデ地区
[タイプ]白・辛口
[品種]ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)100%
[アルコール度数]12%
[醸造について]セメントタンクで醗酵、セメントタンクで30か月間のシュール・リー熟成
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス・ロワール地方ミュスカデ地区ラ・エ・ブアスィェール村
[創業年]1945年
[生産者]ジョセフ・ランドロン
[畑面積]48ha
[栽培]ビオディナミ農法(エコセール、ビオディヴァン認証取得)
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。