果皮由来のタンニンも心地よく、気軽さと味わい深さのバランスが素晴らしいテーブルワイン。
周辺の有機ブドウ栽培農家より買い取ったブドウを醸造することで、消えつつあるワイン造り、伝統を守る。そして再興を目標とするリオ ロッカのスティルワイン。
イル ファルネートの当主であるマルコ ベルトーニが、新たに始めたワイナリーで、名前は、周辺地域の古い呼び名であるRio Roccaリオ ロッカ。
マルコは2003年に1haの土地を手に入れ、自身で植樹から始め、農薬や化学的な肥料を使用しない農業と、ブドウ自身が持つ酵母のみ使用し、伝統を守るビン内再醗酵によるフリッツァンテを造ってきました。
「常にテーブルにある食中酒」としてのレッジョ エミリアの土地伝統を表現したワインです。
年を追うごとに畑も増え、樹齢も重ね、躍進の原動力ともいえるトマーゾのサポートもあり、徐々に軌道に乗りはじめました。
2020年から周辺の栽培農家と協力し始め、健全で高品質なブドウを栽培してもらい、市場よりも高い価格で買い取りはじめました。そしてそのブドウから、イル ファルネートと同じ醸造コンセプトでワインを造っています。自分たちでブドウ栽培をしていない分、よりリーズナブルで日常に寄り添う味わいを目指す。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]イタリア エミリア・ロマーニャ
[タイプ]白・辛口
[品種]トレッビアーノ アブルッツェーゼ、トレッビアーノ モデネーゼ(樹齢20~30年)
[アルコール度数]11%
[醸造について]収穫後、除梗し果皮と共に1週間、セメントタンクにて醗酵を行う。圧搾後、そのままセメントタンクにて醗酵、熟成。
■ワイナリー情報
[本拠地]イタリア エミリア・ロマーニャ
[責任者]マルコ・ベルトーニ
[農法]有機栽培
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。