「フレギーノ」とは「男の子」を意味するウンブリア方言の「フレーゴ」に由来。

鮮やかなルビー色の外観。フレッシュ感があり小粒な赤い果実とベリーの香り。特にカシス、ブルーベリーの果実の香りに小さいローズ系の華やかさも感じられる。
チェリーやフランボワーズの果実感にスミレの香りが鼻に抜ける心地良い果実感が特徴。
非常に軽やかで柔らかい酒質で、どのようなシチュエーションでも楽しめるオールマイティな1本。
1000mlのボトルとパーティーなどで活躍するキュヴェで、気の置けない仲間達と楽しむのに最適。そのスムースな飲み心地はストレスなく１リットルをあっという間に完飲してしまいそう。軽く冷やしてＢＢＱで楽しみたい。

ウンブリア州ペルージャ県コッラッツォーネ。
当主のロレンツォとアイリーンが2001年にトーディ オルヴィエート教区機関から40ヘクタールに及ぶ土地と森を購入したことからアグリ・セグレトゥムの歴史が始まります。

ロレンツォは徴兵で海軍に勤務したのち、情報システム管理の学位を取得、情報技術の分野でキャリアをスタートさせました。その後、妻であるアイリーンと一緒にサイクルツーリズム、つまり自転車や徒歩での環境に低影響なツアーオペレーターを経営します。
順風満帆な生活を送っていたロレンツォがワイン造りを始めるに至ったのは彼曰く「合理的に考えればあり得ないが、私は普通じゃないから」。時間を掛けて畑を整え、老朽化した建物を改修するのに多大な時間とコストを掛け、アグリ・セグレトゥムとしてビオロジック農法を開始したのは2008年からとなりました。

ロレンツォがワイン造りで最初の一歩を踏み出したのは幼少の頃から家族（祖父母、叔父、友人）の収穫を手伝っていたことがベースになっていると言います。その後、プロの醸造家になると決めたとき、適切なアドバイスを得るために数人の尊敬する生産者と共に栽培、醸造を行い学びを得ました。 （インポーター資料より）

■ワイン情報
[産地]イタリア　ウンブリア
[タイプ]赤・辛口
[内容量]1000ml
[品種]サンジョヴェーゼ、コロリーノ、マルヴァジーア・ネーラ
[土壌]シルト、粘土質土壌
[アルコール度数]13.5％
[醸造について]手摘みで収穫。 プレス後、ステンレスタンクを使い土着酵母で発酵。 8～9日後に除梗しその後マロラクティック発酵。静置状態で自然なデカンテーションを行い、8ヶ月後に瓶詰め。

■ドメーヌ情報
[本拠地]イタリア　ウンブリア
[生産者]ロレンツォ
[所有畑]7.5ha
[農法]ビオロジック