オオサカ・エレガンス
仲村わいん工房
<大阪府・羽曳野市>
たった一人で畑を開墾、ワイナリーのスタート
大阪府東住吉区で、立ち飲みもある一般的な町の酒屋さんを営みながら、羽曳野市飛鳥にあるご実家の母屋を醸造所「仲村わいん工房」にしてワイン造りをされています。先代の故仲村光夫氏が65歳(1988年ごろ)のときに突然ワイン造りをはじめると言い出し、お1人で畑を開墾。5年かけて酒造免許を取得、1993年にワイナリーがスタートしました。
ブドウはすべて自社畑
日本のワイナリーでは珍しく、全てのブドウが自社畑のもの。畑面積は2.2haです。
現在メルロやカベルネ・ソービニヨン、リースリング、甲州、デラウェア、ミツオレッドを栽培しています。
ミツオレッドとは先代の「光夫」さんが数本植えたもので正体不明の品種だそうです。便宜的に仮称で「ミツオレッド」または「ミツオルージュ」と呼んでいるとのこと。仲村ワインのメルロやカベルネ・ソービニヨンなどに少量ブレンドされていて、これがアクセントとなり、独特の風味を醸し出しています。
通に愛されるエレガントな味わい
仲村わいんさんはほとんどお一人で栽培から醸造までをおこなっています。「大阪のワインって美味しいの?」よく聞かれますが美味しいんです!!!
当店では昔ながらのワインファンのお客様や、飲食のプロなどに熱く支持されています。もちろん前知識なしに素直に飲んでも美味しいワインですが、飲み慣れた方ほどそのエレガントな味わいに驚かれることが多いようです。