繊細な美味しさが魅力
ルミエール
<山梨県/笛吹市>
ビオディナミへののチャレンジ
山梨県笛吹市一宮町にある1885年(明治18年)創業の老舗ワイナリーです。2004年よりビオディナミへの取り組みを開始し、自社畑では、耕さず雑草の種類を多くする不耕起が合うと知り、2005年から畑を耕さず、自然に近づけた状態で栽培しています。
基本を押さえつつ、ここにしかないこの土地の個性を踏まえ応用した農法で、ぶどう栽培をしているそうです。栽培している品種は甲州やマスカットベイリーAはもちろん、メルローやカベルネソーヴィニヨン、さらにはプティ・マンサンやルーサンヌ、プティ・ヴェルドなどなど試験的とはいえ日本でもここまで沢山の種類のブドウを植えているところは珍しいと思います。また、通常は棚づくりで栽培する甲州を垣根づくりで栽培したりと色々なことにチャレンジしていらっしゃいます。
日本初の地下発酵槽
日本初のヨーロッパ型横蔵式半地下貯蔵庫、地下発酵槽が構築されました。(有形文化財に指定されているそうです。)1998年よりこの地下発酵槽でのワイン造りが再開されています。また、セラーも歴史ある建物を継承した雰囲気のある素敵なセラーです。当時ルミエールにいらっしゃった小山田さん(現ドメーヌオヤマダ)にご案内いただいてフジキスタッフ全員で見学させていただきました。