色合いは濁りのある淡いルビー色。クランベリー、シャクヤク、スミレ、バラの香り。ワインは
チャーミングかつほんのりスパイシーでみずみずしく、ダシのような優しい果実味に線の細い酸、塩気のあるミネラル、繊細なタンニンがきれいに溶け込みます。
ワインのコンセプトは、品質の保証されたピュアなブドウでつくるラ・ボエムのジェネリックワイン!買いブドウはコルビエールのアンドレア・ジョリエスとペゼナスのグザビエ・フノワ、ボジョレーのアラン・クラバロン、そしてルーションのヴァンサン・ラファージュから。
ワイン名はロマの言葉で「赤ワイン」を意味し、ロマと一緒に収穫をした時にこの名前のヒントを得ました。
温故知新の精神から生まれる自由なワイン
ドメーヌ・ラ・ボエムはフランス中南部・オーヴェルニュ地方、元コンピューター技師のパトリック・ブージュ氏が2004年に立ち上げたドメーヌです。ピエール・ボージェからワインを学んだ彼のモットーは形式に拘らず、古き良き伝統を守りつつ、常に新しいことにチャレンジすることだそう。確かにワインもピエール・ボージェに通じる自由さがあります。(インポーター資料より)■ワイン情報
[産地]フランス オーヴェルニュ地方
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ40%(ボジョレー)、サンソー20%、シラー、グルナッシュ、カリニャン25%、シャルドネ15%(樹齢13~90年)
[土壌]石灰質・粘土質、砂地
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]スミマセラシオンカルボニック(サンソーは除梗、シャルドネは直接プレス)ファイバータンクで14日間(シラー、グルナッシュ、カリニャンは一緒、それ以外は個別に醸し、その後全てをアッサンブラージュ)自然酵母で1~3か月発酵し、ステンレスタンクで10か月、その後2017年以降のソレラシステムで樽熟成させた複数のワインをアッサンブラージュして熟成。SO2(亜硫酸塩)無添加 ノンフィルター
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス オーヴェルニュ地方
[設立]2004年
[生産者]パトリック・ブージュ
[栽培方法]ビオロジック
[畑面積]7.5ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2024.11月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
素朴な香りをまとった、やわらかな赤ワイン!
【ティスティングメモより】【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓後に試飲しました。
プラム、シャクヤク、甘さが抜けた巨峰の皮の内側の部分、鉄っぽい香り。
素朴な香りをまとわいつつ、なめらかで程よい果実の詰まった味わいで、ミッドパレットから、細やかなタンニンとフルーツヴィネガーを思わせるような酸味が、ワインに爽やかさを与えています。
エチケットも魅力的♡
ホームパーティや、ビストロに持参して、みんなでワイワイ飲みたい赤ワインです。