色合いは黒味がかった深いガーネット色。カシス、ドライプルーン、ブラックチョコレート、醤油の香り。ワインはしなやかかつコクのある芳醇なボディーに濃厚な果実の凝縮味、塩気のあるミネラル、若いタンニンの収斂味がぎっしり詰まっています。
ワイン名はギリシャ神話に出てくる酒の神デュオニュソスの従者で酔っぱらいのシレーノス
からとりました。
モットーは「消費者が喜ぶ自然派ワインをつくる!」こと!
ドゥー・テールはエマニュエルとヴァンサンの2人が2009年に立ち上げたドメーヌです。
彼らのモットーは「消費者が喜ぶ自然派ワインをつくる!」こと。ワインの欠点に一切の妥協は許さず、常にコストパフォーマンスの高いワインをつくり上げるために、テイスティングなどお互いの厳しいチェックは欠かせない。
レ・ドゥーテール「二つの土地」というドメーヌ名には、2 人の才能、2 人のそれぞれテロワールの異なるブドウを持ち合わせ、ひとつの素晴らしいワインをつくり上げるという彼ら一心同体の強い思いが込められている。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ローヌ地方アルディッシュ
[タイプ]赤・辛口
[品種]メルロー100%(平均樹齢42年)
[土壌]玄武岩・石灰質・粘土質
[アルコール度数]14.5%
[醸造について]
ファイバータンクで17日間のマセラシオン後、自然酵母で24日間発酵、古樽228Lで13か月熟成、ノンフィルター、SO2(亜硫酸塩)無添加。
■ドメーヌ情報
[産地]フランス ローヌ地方アルディッシュ
[生産者]マニュエル・クナン&ヴァンサン・ファルジエ
[設立年]2009年
[栽培方法]ビオロジック
[所有畑]13ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。2020.5月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
濃いのに濃くない?ジューシーな赤ワイン。
【ティスティングメモより】【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓後すぐに試飲しました。
少し紫をおびたガーネット色で、外観からやや濃いめの赤ワイン。
カシス、熟したプラムや巨峰などの黒系フルーツと少しだけドライハーブや黒オリーブの香り。
濃縮感のある甘酸っぱい果実味と少しざらつくタンニン、酸味がちょうどよくバランスがいいです。
濃いめの赤ワインと思えないほど、飲みやすいのはなぜでしょう。若さ、酸味...?
この生産者だからとぶどうの質の高さだからだと思いました。
アルコール度数が低いワインが好きなのですが、このワインは2杯試飲。びっくり。笑顔。