ジャンの顔とも言うべくドメーヌを代表するワインです。
色合いは少し濁りのあるガーネット。野イチゴ、バラ、ラディッシュ、プラリネの香り。ワインは滑らかかつジューシーで、コクのある艶やかな果実味に溶け込むキュートな酸、凝縮したミネラル、繊細なタンニンがボディーに深みと骨格を与える!
グラン・ヴァンに匹敵する、高ポテンシャルのエレガントなガメイ
オーナーであるジャン・フォワヤールは、以前はワインの瓶詰め会社で働いていた。マルセル・ラピエールに影響を受けた彼は、彼のカーヴに足繁く通いながら独学でワインの醸造を勉強し、1981年、正式にドメーヌをスタートする。2015年から長男のアレックス、2017年から次男のルイがドメーヌのメンバーに加わり、親子体制でワインづくりに励む。畑の総⾯積は16ha。そのうちの 1/3 はクリュ・ボージョレの畑で、モルゴンの中でもとりわけ評価の⾼い区画である「コート・ド・ピィ(Cote de Py)」とその近辺に持つ。その他の畑もちょうどモルゴンとボージョレ・ヴィラージュを挟む境界付近に点在し、クリュ・ボージョレ、ボージョレ共にテロワール的には⾮常に恵まれた環境下でブドウを栽培している。気候はコンチネンタルで、夏はたいへん暑く冬はたいへん寒い。
東⻄南北に広がる丘陵地帯によって、冷たい⾵や多量の⾬からブドウ畑が守られている。
畑は硫⻩とボルドー液散布のみで、100%ビオロジック。とにかくブドウの質にこだわり、収穫時の選果は粒レベルで傷んだブドウは⼀切⼊れない。低温でのマセラシオンで、じっくり時間をかけた仕込みから出来上がるワインはまさに上品の⼀⾔。彼のつくり出す果実味豊かでエレガントなワインは、ヴァンナチュールワインの愛好家以外の⼈たちからも評価が⾼く、ワインガイド「ル・クラスマン」を始めさまざまなガイドで取り上げられている。(インポーター資料より)
※このワインには蝋封が使用されています。
■ワイン情報
[産地]フランス ブルゴーニュ地方 ボージョレ モルゴン
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ100%(樹齢29~94年)
[土壌]砂混じりのシスト
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]低温にしてセメントタンクで21日間マセラシオンカルボニック、自然酵母で1か月間発酵。古樽、フードル30hLとジャー(シリス混じりの器)10 hLで10か月熟成。ノンフィルター
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ブルゴーニュ地方 ボージョレ ヴィリエ・モルゴン
[設立]1981年
[畑面積]16ha(そのうちの6haはクリュ・ボージョレ)
[栽培]ビオロジック
このワインはナチュラルワインです。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
カーヴ・フジキの考える「ナチュラルワインとは」について詳しくはコチラ
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2019.10月中旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
なんて華やかなガメイなんでしょう!
【ティスティングメモより】【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓翌日に試飲しました。
コート・ド・ピィがグラン・クリュ的畑?
ミネラル、鉱物、モルゴンの一般的な土壌構成と異なり、3億年前の花崗岩を中心に、4億年前の黒灰色系硫化鉄ヴォルカニット・グリーズやノワールが混ざっている。そして、激しく活動したエネルギーがミネラルに内蔵されている。...そうです。
バラやチェリー、甘やかな多種多様なベリー系の香り。飲み心地は滑らかでスムーズ、果実の凝縮感、酸味とアルコールのバランスが整った美しいワインです。