マッシモが赤ワインを飲めない妻のために造り始めたロゼワイン。カルデラーラ地区の樹齢の若いネレッロを用い(一部は厳選されてピエーデフランコに)、伝統的な発酵技法「ピスタ エ ムッタ」(ぶどうを潰砕し(ピスタ)すぐに別の容器に移し替える(ムッタ))と呼ばれる伝統的な醗酵技法により生産されます。
ハイコストパフォーマンスのシチリアワイン
カラブレッタ家により、年間12000本が生産される。畑はエトナ山の麓、標高700-800mの南向きの斜面にあり土壌は火山岩質。フィロキセラの被害を受けなかった畑で、ブドウ樹の平均樹 齢は70-80年。品種はネレッロ・マスカレーゼ100%。整枝方法はアルベレッロ・ナトゥラーレを採用。グイヨなどに比べると、畑にトラクターが入ることができないのですべての作業を手で行な わねばならない。しかしながら夏の強い日差しをブドウに直接当てるのを避けるには葉が木全体を覆う必要があり、地域に適合して残った手法であるといえる。1日の寒暖差が激しいことや、 乾いた風がよく吹くことで農薬類を使わなくても病害虫がそれほど発生せず、この地域をよりブドウ栽培に適した場所としている。樹齢の古さや低収量に由来する高い凝縮性に、標高などに由来するそれを支えるだけの偉大な酸が、このワインを他のシチリアのワインとは全く異質のものとしている。
カルデラーラ地区の平均樹齢60~80年の区画のブドウを使用。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]イタリア シチリア
[タイプ]ロゼ・辛口
[品種]ネレッロマスカレーゼ100%
[アルコール度数]14.5%
[醸造について]ピスタ エ ムッタ(ぶどうを潰砕し(ピスタ)すぐに別の容器に移し替える(ムッタ))と呼ばれる伝統的な醗酵技法
■ワイナリー情報
[本拠地]イタリア シチリア
[農法]自然農法
このワインはナチュラルワインです。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
カーヴ・フジキの考える「ナチュラルワインとは」について詳しくはコチラ
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2019.2中旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
生産者の優しさが伝わる味わいのロゼ
【ティスティングメモより】【好き】 アルザスワイン、フルーティなワイン
【苦手】 タンニン強めのワイン
抜栓後すぐに試飲しました。
ウイスキーの色合いに似たややオレンジがかったロゼ。
巨峰のような少し甘みを含んだふくよかな香りがします。
飲んでみると、やや強めの酸味がありますが後から優しい甘みが現れます。
熟しすぎてトロトロになった柿のようなこっくり感。どこか懐かしい味わいです。
赤ワインが苦手な奥様のために作ったこのワイン。生産者の愛情と優しさがダイレクトに感じます。