ユンヌ トランシュ シリーズとは、フィリップ ジャンボンを慕う若手や新たにビオに挑戦する生産者をフィリップ自身が応援するというスタイルで展開するシリーズで、フィリップ ジャンボンによる厳選ワインたちのことです。
当然ながら経験豊富なフィリップ本人のアドバイスをしっかり受け止めたワインたちなので、味わいは折り紙つき。フィリップ ジャンボンが自信を持ってリリースしています。
こちらの葡萄は長年フィリップと共にブドウ栽培、ワイン造りを行っているドゥニ タルデューが手掛けたもの。ワインの安定の為、2018vtと2019vtをアッサンブラージュし、熟成させてからリリースされました。
ユンヌトランシュシリーズの中で異質とも言える南仏品種を使用したキュヴェ。
このキュヴェは「シンプルで皆で飲むナチュラルな100%ジュースの様なワインを造らないか?」とフィリップ ジャンボンから提案された事がきっかけとなり、誕生しました。
深みのある濃いルビー色の外観。抜栓直後は還元していますが、次第にクリアになっていきます。酸のある赤系ベリーの果実さとカシスやブラックベリーの様な濃厚な果実がブレンドされたような複雑な果実の香りに、ほのかな土の香りが加わり、徐々に、ナッツやアールグレイ、カカオ、中近東系のスパイスなどの果実以外の要素が顔を覗かせ始め、さらに複雑さが増していきます。
味わいは、果実と酸のバランスが絶妙な仕上がりで、柔らかい果実と丸みがあるタンニンが特徴。フレッシュな果実と美しい酸が素晴らしく、目の詰まった果実と相まって満足度の高いワインになっています。明るい酸が全体をまとめており、前ヴィンテージよりもスルスルと飲み進められます。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス・ボージョレ
[タイプ]赤・辛口
[品種]グルナッシュ 85%(樹齢45年)、シラー 15%(樹齢45年)
[アルコール度数]14.5%
[醸造について]各セパージュを別々に醸造。全房で発酵させ、3週間のセミマセラシオン カルボニックを行い、その後コンクリートタンクで18~22か月の熟成。自然酵母にて発酵。
■生産者情報
[生産者]ドゥニ・タルデュー
[栽培方法]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。