官能的な味わいにうっとり
エルヴェ・スオー
(ロマノー・デストゥゼ)Romaneaux Destezet
アルディッシュ北部唯一のブドウ農家
パリ出身のエルヴェは元貴族だという妻の実家が経営するドメーヌ・ロマノーデストゥゼを受け継ぎ、1993年からワイン造りを始めました。16世紀に建 てられたお城のような住まいに併設した醸造所は、歴史を感じる重厚感があります。
インポーター資料ではティエリー・アルマンの影響を受けていると説明がありますが、ご自身のの話からはフィリップ・パカレの名前がよく出てきました。
25年ほど前から友人であったそうで、91年にダール・エ・リボで働くことを勧めたのも、醸造器具や樽についてアドヴァイスしたのパカレ。造り手としても人物としても大変尊敬しているそうです。
醸造所も熟成庫も広々、ここでレ・シャンリーブルのワインも造っています。
赤ワインに関しては全房発酵だけれどもセミ・マセラシオン・カルボニクはしない、伝統的なブルゴーニュスタイル。ピジャージュはゆっくりやさしく行い、強い抽出は避けています。ポンプは使わずグラビティシステムを利用します。
樽熟成は最長で9か月、それ以上は必要ないというのがエルヴェ氏の持論です。理由として
「ボワゼ(樽香が強く付くこと)になることを避けたい、醸造の段階でデリケートに扱っているので安定化に長い時間はいらない。ワインにはフレッシュさとハーモニーが大切」
と説明してくれました。
エルヴェ氏のワインは安定感と熟成ポテンシャルが十分にあるので、熟成期間を十分にとっているのだと思っていました。
ワインにはフレッシュさとハーモニーが大切
カーヴでは醸造についてお話を伺いました。赤ワインに関しては全房発酵だけれどもセミ・マセラシオン・カルボニクはしない、伝統的なブルゴーニュスタイル。ピジャージュはゆっくりやさしく行い、強い抽出は避けています。ポンプは使わずグラビティシステムを利用します。
樽熟成は最長で9か月、それ以上は必要ないというのがエルヴェ氏の持論です。理由として
「ボワゼ(樽香が強く付くこと)になることを避けたい、醸造の段階でデリケートに扱っているので安定化に長い時間はいらない。ワインにはフレッシュさとハーモニーが大切」
と説明してくれました。
エルヴェ氏のワインは安定感と熟成ポテンシャルが十分にあるので、熟成期間を十分にとっているのだと思っていました。
加藤店長のエルヴェ・スオー訪問記はこちら
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