友人であるルドヴィック・シャンソンのブドウを一部収穫そして醸造したキュヴェ。
2022年モンルイでは稀にみる豊作の年で、二コラの友人であるルドヴィック・シャンソンでもその例にもれず多くのブドウが収穫が期待できました。そこで日頃からちょっとした時に助言をくれる二コラへのお礼として、ブドウを一部、二コラの思うタイミングで収穫させてくれ、醸造もさせてくれました。マダム・レーヴとはAlain Bashungの曲名から。二コラのシュナンにしては比較的ドライな仕上がりです。
ニコラがドメーヌ・ポニャトフスキーで1999年に醸造したワインは、ル・クロ・デュ・チュ=ブッフのティエリーが買い取り、彼のネゴスのワインとしてリリースされました。
その後2001年収穫―2004年はルメール・フルニエでヴーヴレを造り、日本中にニコラ旋風を巻き起こしました。2004年7月にルメール・フルニエを離れてから10年以上ニコラから音沙汰がなかったのだが、2014年に、「今年からロワールのアンボワーズでワインを造っている」と突然の連絡を受けました。
ニコラの新しいVTのワインがまた飲めるということになり、さらに2011年から2013年まで造っていたという、サン・ペレのワイン(AOCを取得していないのでSaint perle)もセラーで熟成中でありました。
「50歳にしてようやく落ち着くことが出来たよ」と話すニコラ。金銭的、性格的な問題か、アンボワーズへ移り住んできてからもなかなか土地の所有者と折り合いがつかずに2、3年ごとに畑が変わってしまっています。2022年はラングドック リムーのシャトー・ド・ゴールでワイン醸造を行っていました。
ニコラが携わったのは取り扱いの3キュヴェのみ。流浪するニコラだが、毎年リリースされる彼のワインに(リリースされないこともままあるが…)、私たちは魅了されずにはいられない。(インポーター資料より抜粋)
※少量入荷の為お一人様2本までとさせていただきます。
■ワイン情報
[産地]フランス・ロワール地方トゥーレーヌアンボワーズ
[タイプ]白・辛口
[品種]シュナン・ブラン
[土壌]主に粘土
[アルコール度数]13.5%
[醸造について]グラスファイバータンクと木製樽で醗酵および15か月熟成。醸造はルドヴィック・シャンソンのセラーで収穫からプレス、瓶詰まで二コラが行った。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス・ロワール地方トゥーレーヌアンボワーズ
[所有畑]3ha
[農法]ビオロジック農法
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。