雹害によって収穫量を失ったものの、果皮や種子だけでなく果梗までの成熟を見せた2019。全体に感じる透明感とエレガントさ、幅の広い複雑な余韻を持つリボッラ。
彼が栽培するブドウの中で、最も収穫の遅いリボッラ・ジャッラ。8月の雹によって収穫量が減ってしまったものの、残ったブドウは非常に健全な状態で成熟し、果皮や種子だけでなく、果梗まで栗色に変わるほどの熟成を見せた 2019。さらに昼夜の気温差によって酸も豊富な状態で収穫を迎えたといいます。
前に進み続けることが当然!と言わんばかりの揺るがない強い意志と、積み重ねてきた経験。1998年よりカンティーナを立ち上げ、リボッラ・ジャッラをはじめとしたフリウリ特有のブドウを栽培。土地への最大限の敬意、概念に囚われない醸造、果皮の本質を見せるワイン、揺るぎない信念(頑固さ)をもつダミアン。「畑での仕事量こそがワインの根幹を成す」その言葉通り、畑仕事への追及はどの生産者よりも激しい(恐ろしい)。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
[タイプ]オレンジ・辛口
[品種]リボッラ・ジャッラ(樹齢20~40年)
[アルコール度数]13.5%
[醸造について]除梗して果皮・種子と共に3か月、圧搾後、大樽にて36か月、瓶内にて18か月の熟成。
■ドメーヌ情報
[設立年]1998年
[農法]自然農法
[所有畑]8ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。