孤高の天才 妥協のない限りなくピュアなワイン
ジル・カトリーヌ・ヴェルジェ
Catherine verge
一切の妥協を許さない自然栽培
純粋なテロワールの表現の為に限界を超えた生活をしているカトリーヌ&ジル・ヴェルジュ夫妻。ブルゴーニュの真のテロワールを我々に知らせてくれるために生活そのものをかけて探求している姿に世界中のファンが感動しています。
栽培はビオ栽培以上の一切の妥協を許さない厳しい自然栽培。
ジルは天体の動き、特に月と地球と生体の関係の学者でもあります。
『天体の動きに合わせて必要な時期に散布をすればボルドー液でも年に2~3回ほどで足りる』とジルは言い切ります。
『ブドウ栽培で最も大切なことは“観察”である』
そのためにも畑は5ヘクタール以上は増やさないそうです。
低温での長期発酵がもたらすフィネス
ビオ栽培の目的はブドウ畑に住む自生酵母を限りなく元気に育てること。特に低温、低度数の時にしか働かないアピキュラ系の酵母が大切であり『ワインにフィネス、上品さを醸し出してくれる大切な酵母』だといいます。
そのため、発酵は低温、低アルコールの状態が長く続くよう、カーヴの温度も土の中と同じ6~8℃を保つようにしています。
彼のワインは発酵だけで2年間、長い年は4年も続くこともあります。
実に危険極まりない造りをしているのは全てテロワールのピュアさを追求しているから故。
さらにどこまでもピュアさを狙うため、通常樽は一切使わず、もちろんSO2(亜硫酸塩)も醸造中から瓶詰に至るまで一切使用していません。
つまり、“本当に100%健全なブドウしか入っていない”ということ。(インポーター資料より抜粋)