色合いはオレンジがかったトパーズ色。黄桃のコンポート、ミラベルのジャム、金木犀、糠の香り。味わいはドライかつシャープでフワッと広がる泡立ちに勢いがあり、鉱物的なミネラルを含んだみず
みずしいエキスを繊細な酸とタンニンが優しく引き締める!
カプリアードのペティアン同様にメトード・アンセストラルで仕込んでいて、しっかりとデゴルジュマンされた、昔ながらにして限りなく上品でエレガントな正統派シードル!
オーナーのパスカル・ポテールは、新井順子さんのドメーヌ・ボワルキャで醸造栽培責任者を務めた経緯を持ちます。
平行して2003年から彼自身のワインをつくり始め、2005年にボワルキャを退職後、正式にレ・カプリアードを立ち上げます。2011年9月、モーズ・ガドゥッシュと共に共同経営と して、ドメーヌとネゴシアンも兼ね備えた新生レ・カプリアードを立ち上げ現在に至ります。(インポーター資料より)
※泡に勢いがあるため、良く冷やして、斜め45度に瓶を傾けてご開栓ください。
■ワイン情報
[産地]フランス ロワール地方
[タイプ]シードル・辛口
[品種]全て晩熟品種で、香り高くフルーティなドゥースコエティニエ40%、甘みと癖のあるドゥースモワン40%、甘みと苦みの強
いマリーメナール20%のアッサンブラージュ(平均樹齢27年)
[土壌]砂状の花崗岩・腐葉土
[アルコール数]7.22%
[醸造について]木箱で3日間陰干し。リンゴを潰した後果肉と果汁を18時間漬け込んだ後にプレス。自然発酵、ファイバータンクで2ヶ月半、瓶内で13か月熟成。ノンフィルター、SO2(亜硫酸塩)無添加
[デコルジュマン]2023年2月
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ロワール地方トゥーレーヌ
[設立]2005年
[生産者]パスカル・ポテール/モーズ・ガドゥッシュ
[栽培]ビオロジック
[自社畑]4ha
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2021.5月下旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
一口飲んだらあっという間に完飲間違いなし。
【ティスティングメモより】【好き】 アルザスワイン、ロゼ泡、フルーティなワイン 、揮発酸
【苦手】 タンニン強めのワイン
抜栓直後に試飲しました。
蜜がぎっしり詰まったリンゴの香りを抜栓直後から感じます。
小さい黄色いお花や、少し黒糖の様な香りも奥から感じます。
飲んでみると、とても柔らかい泡立ち。
雑味が少なく、とてもクリアな味わいです。
ゴロっとしたリンゴが乗ったアップルパイを食べている気分になります!
少しレモンピールの様なほろ苦さがありますが、その苦味が味を引き締めて心地よさを
演出しているようです。
香りなどから少し甘ったるいかな?という印象を受けるかもしれませんが、
上品な酸味があるので飲み終わりはとてもすっきりです!
べたつく印象は全然ありませんのでご安心ください◎
久しぶりに私的にドストライクなシードルです!
よく晴れた休日にグビグビ飲んでしまうこと間違いなし!
【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓当日に試飲しました。
輝きのあるゴールデンイエロー!透明瓶なので、中身シードルの色がわかるのですが、グラスに注ぐとまた感じが違います。ほんのりグラスの縁に残る外観が、エールタイプのビールのようで、ワクワク♪
注いだそばから薫るこのシードルは、黄金色のリンゴジュース、丸ごと焼きリンゴのような親しみやすい香り。なんてスムーズで、口当たりやわらかなのでしょう。果実味と酸味、渋みのバランスが心地よく、一口の量が多くなっていて、あっという間にグラスが空になりました。
SO2(亜硫酸塩)無添加なのも総じて、スイスイ飲めてしまうのかもしれません。
アルコール度数6.5%と低いので、おつまみなしでも充分に楽しめますが、王道のそば粉のガレットやタルトタタンが食べたくなりました。