北海道余市の木村農園と荒農園で収穫されたシャルドネも理想的なヴィンテージとなりました。
香り高くキレの良い上質なアロマ、糖・酸ともに素晴らしく北海道のシャルドネの魅力を表現しています。
ライム、青リンゴ、スモーク、砂糖漬けの桃、栗のアロマとフレーヴァーを持つミディアムボディ。
今、飲んでも楽しめますが、ビン内熟成で少なくとも5年は熟成するでしょう。軽く冷やすと、複雑さと果実味を存分に楽しめます。
香りは、熟したリンゴやアプリコット、はちみつ、ジャスミン、石灰、干し草などを複雑に感じて、味わいは、しっかりとしたアタックに心地よい酸と華やかな果実味がまとまりあい、アルコールのボリュームを伴ったリッチな余韻が続いていきます。
料理との相性は、生牡蠣、ウドのお浸し、ホワイトアスパラガスのオランデーズソース、ふきのとうのフリット、エビとパクチーの生春巻き、太刀魚の白焼き、メカジキのバスク風煮込み、フリカッセドプーレ、生ハムのリゾットです。(ワイナリー資料より)
■ワイン情報
[産地]北海道余市町、木村農園、荒農園
[醸造場所]北海道岩見沢市(10Rワイナリー)
[タイプ]白・辛口
[品種]シャルドネ100%
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]シャルドネは小さなタンクに房ごとプレスし、醗酵を開始するために別のステンレスタンクに軽く澱引き。野生酵母による醗酵がしっかりしたのを確認し、約半分は大きな600㎖サイズのオーク樽に移動して醗酵を続けた。その後、フレンチオークの新樽とステンレスタンクで醗酵させたものを約50%ずつ混ぜて、醗酵・熟成をさせた。醗酵が完全に終了してからは、酵母の澱の上で熟成され、自然の乳酸醗酵が行われた。澱の上でさらに6か月熟成させた後、澱引きし、軽く酸化防止剤を加えた。無濾過でビン詰め
■ワイナリー情報
[所在地]栃木県足利市
[創業]1950年代、山の急斜面に葡萄畑を開墾
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2023.5月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
心地の良いふくよかさ
【ティスティングメモより】【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓二日後に飲みました。
透明感のあるレモンイエロー。きれいです。
青りんごの香りがふわっと爽やかに吹いてきます。グレープフルーツの皮やパイナップルに加えて、ジャスミンのような白くて小さな花のほんのりと甘やかな香りがやってきます。ミントの清涼感ある感じもします。
味わいは、しっかりとした酸味にトロピカルフルーツのジューシーさがふくよかさや厚みを感じさせてくれます。少しミルキーであったり乳酸菌飲料のニュアンスもあり、全体としてとてもまとまりのあるワインです。
アフターにある適度な苦みが引き締め役で、余韻は長いです。
若鳥のクリーム煮のようなお料理が合いそうです。