2022ヴィンテージは、果実味豊かで凛とした酸を持つ優しい白ワインです。
香りはパッションフルーツやあんずの果実に加え、はちみつやヨーグルト、紅茶などを華やかに感じます。口当たりはキリっとした酸と果実味、みずみずしさが全体を支え、余韻に熟した葡萄由来の旨味とほろ苦さが続いていきます。
料理との相性は、サーモンのミキュイ、よだれ鶏、フォアグラのフラン、ホタルイカのペペロンチーノ、ブータンノワール、サンマの炭火焼き、青椒肉絲、ジャークチキン、麻婆豆腐、鶏モモ肉の柚子味噌焼き、キーマカレー、ナシゴレンです。
ワイン名は「出る月を待つべし、散る花を追うことなかれ」という江戸時代の中根東里の言葉から名付けました。この清貧の儒学者が佐野にひらいた村塾の壁書にこの言葉があったそうです。
(磯田道史著「日本人の叡智」新潮新書)
そういえば、“Here Comes The Moon ほら、月が顔を出すよ”というジョージ・ハリソンの名曲もありました。さあ、お月さまと一緒にこの自然のエレガンスをゆっくりと楽しみましょう。(ワイナリー資料より)
※こちらのワインは背の高いボトルの為ギフトボックスのご用意がありません。ギフトをご希望の場合は簡易ラッピングとなりますのでご了承ください。
■ワイン情報
[ブドウ産地]北海道余市郡余市町
[タイプ]白・やや辛口
[品種]ケルナー 91%、ソーヴィニョン・ブラン 8%、シャルドネ1%
[アルコール度数]13%
[醸造について]やさしくプレスした果汁を一晩低温で静置し、翌日デブルバージュ(醗酵前澱引き)でステンレスタンクへ移動。23℃以下で3週間、野生酵母で醗酵。その後、野生乳酸菌によるMLF(マロラクティック醗酵)を続ける。ステンレスタンクで6カ月熟成。その後、澱引きしてブレンドを行った。残糖:5.0g/L
■ワイナリー情報
[創業]1950年代、山の急斜面に葡萄畑を開墾