淡い黄金色、黄色リンゴや摘みたてカリン、洋梨の香り、旨味拡がるアタック、酸味も心地よくたっぷりのエキスとコク、ドライでシャープな味わいの逸品です。
標準的な冬を越え暑い夏を迎えた23年でした。パーセル名をキュヴェ名に冠しました。
スペイン指折りのワイン銘醸地グレドス。その中心地セブレロスの村は、スペインの首都マドリードの北に位置するグレドス山脈の中の北側にひっそりと隠れるように存在する。グレドス山脈はカスティーリャ・イ・レオン、いやスペインの中でも有数の山脈でマドリッドからポルトガルまで連なっている。この山脈がセブレロスのブドウ畑にマイクロクリマをもたらしている。銘醸地グレドスの北側はアルベルチョの谷とよばれ、夏は非常に暑く冬は非常に寒い。畑はなんと標高1200mのエリアにまで点在する。
セブレロス生粋の生産家ルベン・ディアスは、小さい頃からこの土地の栽培方法、伝統的な醸造方法、そしてワインに親しんできた。自分の半分はガルナッチャでできている、と言い切るルベンはコマンドGやマルク・イサールといったカリスマワイン醸造家からも一目置かれる、職人のような雰囲気が漂う造り手である。ルベンの畑にはもちろん化学薬品が散布されることはなく、馬を使って耕作し、何も足さない・何も引かない自然のままの栽培方法を行っている。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]スペイン カスティーリャ・イ・レオン地方
[タイプ]オレンジ・辛口
[品種]アルビーリョ・レアル(手摘み/樹齢平均97年)
[土壌]l花崗岩
[アルコール度数]12.5%
[醸造]10%全房・90%除梗後、ステンレスタンクで15日間醸し、垂直式圧搾10hlのステンレスタンクで発酵。500Lの木樽とステンレスタンクで熟成。無濾過・無清澄
■ワイナリー情報
[本拠地]スペイン カスティーリャ・イ・レオン地方
[生産者]ルベン・ディアス
[栽培方法]ビオロジック
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2025.1月下旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)1
優しい口当たりでスイスイ
【ティスティングメモより】
【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓直後に飲みました。
淡いゴールド。
熟したカリン。グレープフルーツなどの黄色い果実の凝縮した香りがふわっと鼻腔に充満します。はちみつの香り。
口に含むとスイーテイーのような爽やかで穏やかな酸味が広がり、さっぱりとした穏やかなはちみつの甘みを感じます。
角の取れた優しい口当たりはスイスイと飲んでしまえそう。
フェノリクスは感じません。
オレンジワインの中でも軽いタイプと言ったらいいと思います。
カレー風味の鶏肉のソテーと相性は良かったです。