前栽培者からバトンタッチし、自分達で栽培管理したファーストヴィンテージです。
かなり特殊な気候で、猛暑と干ばつの影響を強く受けた年です。その為、葡萄の糖度、熟度共に高く、いい状態の葡萄が収穫できました。
醸造においても2022年は柔らかく抽出しましたが、逆に2023年はあえて強く抽出を行いました。
酒質は強くやや硬めの仕上がりです。抜栓直後はわかりにくいですが、時間の経過と共に少しずつ果実味が現れてきます。抜栓後1日、2日後も安定した味わいです。
春になると畑全体を覆いつくすハルジオンの花をモチーフにしたラベル。あらゆる生命のつなぎ役であるミツバチと共に動植物の小さな神秘的な世界をシンプルに表現しています。
長年大阪にてワインの輸入会社に勤めていたご夫婦が脱サラして長野県中川村へ移住、そして新規就農。
南アルプスと中央アルプスの谷間の地形に位置する長野県上伊那郡中川村にて、2021年にりんごを主に果樹栽培を始めて、今年で4年目を迎えました。
ワイン用葡萄を栽培している人が引退するという話をいただき、縁あってその畑を引き継ぐ事になりました。
樹齢3年~10年のシャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、メルロー、カベルネソーヴィニヨンの畑で、とても丁寧に仕立てられた畑です。
前栽培者の本業は市田柿の生産でしたが、半分趣味のような形でワイン用葡萄も植え、管理されていました。(柿も私たちが引継ぎ、干し柿づくりを行っております)。
これからは1本、1本丁寧に管理されていた前栽培者に敬意を持ちながら、自分たちの理想のスタイルに繋げていければと思っております。
ワインにも自分たちの屋号であるラポムレという名前をそのまま使いました。
「ラポムレ=りんご園」という意味なので、若干混乱する部分はあると思いますが、響きの可愛らしさと、少しずつこの名前も定着し始めましたので、ワインもラポムレにしました。(生産者資料より)
■ワイン情報
[産地]長野県下伊那郡松川町
[タイプ]赤・辛口
[品種]メルロー75%、カベルネ・ソーヴィニョン25%
[アルコール度数]13%
[土壌]黒ぼく土、底部は石ころの多い河岸段丘
[醸造について]除梗後、1000ℓのポリタンクにて粒の状態でマセラシオンカルボニック。ピジャージュ、ルモンタージュを強めに行う。古樽にて9か月間の熟成。
■生産者情報
[醸造所]長野県上伊那中川村、南向醸造
[生産者]ラポムレ 石川亜樹則