葡萄の状態がとてもよく、カベルネソーヴィニヨン単体で仕込みました。猛暑の影響か晩生品種のカベルネもしっかりと熟しました。
ヨーロッパのカベルネソーヴィニヨンとはまた違う、独特の果実の旨味と個性がでています。少し樽のニュアンスが強くついてしまいましたが、熟成するにつれ上手く溶け込んでくれると思います。
ラベルは畑にぽつりぽつりと綺麗に咲くアカツメクサを表現しています。畑の所々に赤く咲くその姿は、小さな存在ながらも非常に強い生命力を感じさせます。
長年大阪にてワインの輸入会社に勤めていたご夫婦が脱サラして長野県中川村へ移住、そして新規就農。
南アルプスと中央アルプスの谷間の地形に位置する長野県上伊那郡中川村にて、2021年にりんごを主に果樹栽培を始めて、今年で4年目を迎えました。
ワイン用葡萄を栽培している人が引退するという話をいただき、縁あってその畑を引き継ぐ事になりました。
樹齢3年~10年のシャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、メルロー、カベルネソーヴィニヨンの畑で、とても丁寧に仕立てられた畑です。
前栽培者の本業は市田柿の生産でしたが、半分趣味のような形でワイン用葡萄も植え、管理されていました。(柿も私たちが引継ぎ、干し柿づくりを行っております)。
これからは1本、1本丁寧に管理されていた前栽培者に敬意を持ちながら、自分たちの理想のスタイルに繋げていければと思っております。
ワインにも自分たちの屋号であるラポムレという名前をそのまま使いました。
「ラポムレ=りんご園」という意味なので、若干混乱する部分はあると思いますが、響きの可愛らしさと、少しずつこの名前も定着し始めましたので、ワインもラポムレにしました。(生産者資料より)
■ワイン情報
[産地]長野県下伊那郡松川町
[タイプ]赤・辛口
[品種]カベルネ・ソーヴィニョン100%
[アルコール度数]13%
[土壌]黒ぼく土、底部は石ころの多い河岸段丘
[醸造について]除梗後、1000ℓのポリタンクにて粒の状態でマセラシオンカルボニック。ピジャージュ、ルモンタージュを強めに行う。古樽にて11か月間の熟成。
■生産者情報
[醸造所]長野県上伊那中川村、南向醸造
[生産者]ラポムレ 石川亜樹則