色調はルビーのような色合い。バラやアセロラ、マスカットやベリーの果実の香りが広がり、口に含むとザクロやイチジクのような味わいが感じられます。
例年よりも発泡が強く、抜栓時はよりドライな口当たりが楽しめます。時間の経過とともに香りがさらに豊かになり、心地良い酸味と果実の味わいがじっくりと堪能できるワインに仕上がりました。
ワインのコンセプトは朝日は夕日。夕日は朝日。私達は同じ太陽を見ています。たとえどんなに遠く離れていても、同じ太陽の光の中で生きています。
それは当たり前のことだけれど、その当たり前の日々を過ごせることは、奇跡なのかもしれません。このワインのラベルは、瀬戸内海の島々の合間をぬって昇る太陽がモチーフです。
でも一方で、この太陽はどこかの国の夕日であり、またあるいは、お昼時の午後の太陽でもある。世界中のあらゆる場所で、様々な姿を見せる太陽をモチーフにしているからこそ、一年の始まりにぜひ味わっていただけたらと願っています。
船穂の大地
私達は、岡山県倉敷市の船穂鶏尾(ふなおけいお)地区で、マスカット・オブ・アレキサンドリアという品種のぶどうを栽培しています。決して収穫量は多くはありませんが、実の中に甘みと香り、すべてがぎゅぎゅっと凝縮された美味しいぶどうが育ちます。
「晴れの国」とも言われるほどに、雨が少ない岡山県。日照時間とその光量も日本随一。
食用ぶどうの産地としてはこれ以上の良い土地はなかなかありません。しかし、近年には栽培を断念する農家が増加し、放棄されたぶどうの温室が目立つようになりました。せっかくの素晴らしい場所と設備をこのまま放っておく手はありません。
そこで、使わなくなった温室を借り受けて、ワイン用のぶどうを有機栽培するようになったのです。
瀬戸内海をのぞむ、風通しの良い、南向きの丘で育まれたぶどうは天下一品。この大地と瀬戸内の太陽の恵みがあるからこそ、他に類をみないぶどうが生まれるのです。(ワイナリー資料より)
2024年10月ワイナリー訪問してきました。
詳細はblogよりご覧いただけます。
■ワイン情報
[産地]岡山県倉敷市船穂町
[タイプ]微発泡・ロゼ・辛口
[品種]マスカット・オブ・アレキサンドリア 76%、シラー 24%
[アルコール度数]8.0%
[醸造について]マスカット・オブ・アレキサンドリアを房ごとタンクに入れ、約2週間マセラシオン(ぶどうの皮や種、果肉を果汁に浸して、色や味を引き出す工程)。1日ピジャージュ(発酵途中に足や櫂で攪拌し、ぶどうの成分を抽出すること)ののち搾汁。シラーのうち、8月収穫分は収穫後すぐに搾汁しステンレスタンクにて熟成。9月収穫分は全除伷と全房で分け、全除伷したシラーはホーロータンクで2週間醸し搾汁。全房収穫したシラーは4日間陰干しの後、房ごとステンレスタンクで約2週間マセラシオンし搾汁。
発酵の終わりごろにアッサンブラージュ(異なるワインをまぜること)し、マスカット・オブ・アレキサンドリアのジュースを加えて瓶詰め、瓶内二次発酵。清澄剤・フィルター不使用。SO2(亜流酸塩)無添加
■ワイナリー情報
[所在地]岡山県倉敷市船穂町
[設立年]2021年
[醸造責任者]松井一智
[栽培方法]有機農法
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。