キュヴェ・プレミスよりもさらに早く瓶詰、そして船便でゆっくりと運ばれてきた、まさに「プ
ランタン=春」のような陽気な果実味香る、気分が明るくなる素敵なワイン!
バラの花の艶っぽいアロマに、瑞々しいフランボワーズやさくらんぼなどの赤い果実味が広がります。
赤い果実の上品な甘みや塩気、ダージリンのような紅茶のようなニュアンス。
しっとりとした質感で、どこか落ち着きのある涼しげな雰囲気。
何の引っ掛かりもなく身体に染み入る優しい味わいです。
レミは2006年に初めてブルイイに畑を購入し、2010年に自身で初めてワインを醸造。
その醸造したワインをモルゴンのジャン・フォワイヤールに試飲してもらうと、すぐさま才能を見出されます。ジャンは自身の右腕としてワイン造りを教え、レミをパリのカヴィスト達に紹介していきました。
パリの試飲会などでは、ジャンやラングロールのエリックなどと共に若手生産者代表として参加!まさにこれが彼の醸造家としての大きなスタートでした。
平均収量は30hl /haで、手摘みにて収穫。醸造はボジョレーの伝統を継承し、全房を使用したマセラシオンカルボニックで温度コントロール等を行いながら、発酵中の葡萄が果汁に接触しないように多くの注意を払いながら行われます。
彼はそれぞれのワインをテイスティングし瓶詰ながら、瓶詰前の酸化防止剤添加の判断を慎重に行っています。
2021年にカーヴを新設。収穫したぶどうを冷蔵する部屋も作り、カーヴも驚くべきほど広い。やはりカーヴの新設と共にワインの品質も素晴らしく上がっている。
見た目に寄らず緻密で繊細な性格のレミの人柄がワインに現れています。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ボージョレ
[タイプ]赤・辛口
[品種]ガメイ(樹齢60年)
[土壌]花崗岩質
[アルコール度数]12%
[醸造]自然酵母にて全房のままの葡萄をコンクリートタンクにて10日間のマセラシオン・カルボニック。その後1か月間の熟成。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ボージョレ
[設立年]2010年
[所有畑]13ha
[栽培方法]ビオロジック栽培
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
※旧ヴィンテージ、過去のコメントです。
2021.1月下旬 試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
ヌーヴォーよりヌーヴォーらしいフレッシュさ全開ワイン!
【ティスティングメモより】
【好き】 軽やかでチャーミングな赤、ミネラル豊かな白
【苦手】飲み疲れするような重いワイン
抜栓直後に試飲しました。
透き通ったルビー色。フレッシュな苺やフランボワーズなどの赤系ベリーの明るい香りが立ち昇ります。こ、これは!!まさに毎年11月に嗅ぐ香り。まるでボージョレ・ヌーヴォーのようなフレッシュさ。
味わいも、香りを裏切らない苺のような果実味が前面に出ています。フレッシュな酸と軽やかな果実感のバランスが良く、とてもチャーミングで透明感のある液体です。軽く冷やして飲んでもOK!
スルスルと飲み進んであっという間に1本空いてしまいそうです。
昨年の11月に飲んだレミ・デュフェイトルのボージョレ・ヌーヴォーもエレガントで綺麗な造りでとても美味しかったのですが、フレッシュ感は今回の方が上でヌーヴォーよりもヌーヴォーらしいと思いました。
それにしても、彼のワインはいつも、彼のやんちゃな見た目(今回のエチケットはレミ自身)からは想像ができないようなピュアでチャーミングでエレガントなワインです。

【好き】 ミネラル・塩味・シャープな酸味のワイン、ドイツワイン。
【苦手】 還元熟成香、過度な味わい
抜栓後すぐに試飲しました。
…インパクトのあるエチケット!
ピンクのロゴに水色の背景、サングラスをかけた生産者の姿、目立ちます!!
外観は透明感のある、少し濃いめのルビー色。開口一番に、"これはヌーヴォーだぁ"と呟いてしまった。瞬時に去年の11月第3木曜日に舞い戻ったかのような、不思議な感覚になりました。
苺、赤いベリーのピューレ、キャンディなどのガメイ種定番の香り。
味わいはフレッシュな果実味に酸味、渋みはさほど感じません。シンプルで親しみやすい、バランスの良い軽めの赤ワインです。
豚ロースの丸焼き、プルーンを使ったソースをかけて。
デザートは、いろいろなベリーとチーズ2種クラッカーを添えて。
ブリアサバラン(仏、牛、フレッシュ)、カンタル(仏、牛、セミハード)◎

【好き】 辛口・甘口問わず、綺麗な酸が感じられるワイン
【苦手】樽の香りやアロマティックな香りが強すぎるワイン
抜栓2日後すぐに試飲しました。
色調は透明感のあるルビー色。香りをかいだ瞬間、まず最初にフレッシュ!と思わず言いたくなりました。赤い果実の香りが軽やかに広がり、とてもチャーミングなガメイらしい印象です。
口にふくむと果実感とともに程よい酸が感じられますが、みずみずしく口当たりも滑らかです。
お好みもありますが、赤でも少し温度を低めに楽しんでも、味わいのバランスが崩れることもなく、後味に渋味も残りません。つい飲み進んでしまいそうです。
軽めの赤ワインですので、クセのない鶏レバーパテや白菜と豚肉の蒸し煮など、気軽におつまみや普段の食事と合わせたくなりました!