シャーマン・ブランとロゼ、それぞれのベースの白ワインは異なり、どちらも非常にユニークなスタイルを持っています。
シャルドネの比率が若干高く、石灰質のミネラルをしっかりと感じさせるスタイルのロゼ・ド・アサンブラージュ。
メインラベルの数字は主たるブドウの収穫年を表し、キュヴェ・シャーマンでは約80%が表示された年のブドウから造られています。その年の個性や、畑の周りの環境を大切にしたい、ブノワなりのメッセージとして伝えるために表記されています。
1870年に創立し、1905年からビン詰めを始めました。現オーナーであり、栽培と醸造のマネージャーのブノワ・マルゲは、5代目にあたります。
現在Marguet-Bonnerave(マルゲ=ボンヌラーヴ)一家は、5つのグランクリュ村(アンボネ、ブジィ、マイィ、シルリィ、ヴェルズネイ)と、セカンドクリュ(エペルネ)に畑を保有しています。しかし優れた畑を所有しているだけでは優れたシャンパーニュができるわけではなく、現実はより複雑です。優れたワインを造ることは、毎日が挑戦です。すなわち、勤勉に働き、ブドウ畑を観察し、自分のワインと密接に関わり、最良の決断をしようとすることです。定時にだけ働くという時間仕事とはまったく違います。多いなる情熱と広い心持ち、そして献身の結果、大きな喜びと満足感が得られるのです。(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス シャンパーニュ地方アンボネイ
[タイプ]泡・ロゼ・辛口
[品種]シャルドネ75%、ピノ・ノワール25%
[土壌]白亜・粘土質、シルト粘土質、白亜質、白亜上のトゥーフォ
[アルコール度数]12.5%
[醸造について]樽で発酵、樽(225L)で9か月間熟成。ティラージュ~デゴルジュマンの期間は通常2年間。
[デゴルジュマン]2023/8
[ドザージュ]0g/L
■ドメーヌ情報
[継承年]1993年
[栽培方法]2009年よりビオディナミを開始、2010年から馬での耕作を開始
[所有畑]13.6ha
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。