香りにすこし酢酸、青さがほんの少し顔を出していますが、サクランボ、ラズベリーのような香りとどこまでも綺麗でチャーミングな味わいがとても心地いいワインです。
過去の淡シリーズ史上、最も綺麗でソフトな飲み心地を是非お楽しみください。
「葡萄8割人2割」という強い信念のもと醸造!
國津果實酒醸造所は、名張商工会議所をはじめ三重県名張市の沢山の人々に支えられ平成30年3月に設立を致しました。醸造所は名張市の協力のもと廃校となってしまった小学校を醸造施設として改修し利用しています。そして、醸造所のテーマは葡萄農家。
ワイン造りは、冬から早春に行われる葡萄の剪定から始まります。
農家さんが葡萄達と汗をかきながら一緒にワインになる事を目指し様々な壁を乗り越え手を取り合って長いシーズンを歩んでいきます。
そして醸造では、葡萄と農家さんの意見を尊重し畑をしっかり表現できるようなワインになるよう全力でお手伝い。その為、ワインは「葡萄8割人2割」という強い信念のもと醸造を行っています。
(ワイナリー資料より)
■ワイン情報
[産地]三重県名張市
[タイプ]ロゼ・辛口
[品種]非公開となっております。
[アルコール度数]10%
[醸造について]14度のセラー内の樹脂タンクで3日間コールドソーク、常温の仕込み場に戻し場合により介入。はじめは足で2回/3日、その後すべてルモンタージュ(ドライアイスは毎回使用)
澱引き時には澱部分を破棄し、上澄みのみを瓶詰め。
■ワイナリー情報
[所在地]三重県名張市神屋
[設立年]平成30年3月1日
[醸造責任者]中子統雄
※2022年3月下旬に訪問しました。
blogよりご覧いただけます。
2024.7月上旬に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
繊細で優しい
【ティスティングメモより】【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓翌日に飲みました。
淡いルビーレッド。
全体の印象は青い香り。木質であったり、ピーマンのようなベジタブル、葉野菜のお漬物、キイチゴに香木もあります。
軽いタッチのカベルネフランの雰囲気を纏っております。
(國津さんは品種非公開なので、品種違っていたらすみません)
口に含むと、キュートな酸味が広がります。ボリュームもしっかりあります。
すももの印象がまずありますが、土っぽさやミルクの感じにふっとタバコの葉もあって面白いです。
何故だか、ちょっとはかなげな秋の夕暮れ時が頭をよぎってしまいました(笑)
とても繊細なワインです。
アフターは中程度。
季節は違いますが、秋刀魚の塩焼き食べたくなりました。すみません。