淡いイエロー色、マンゴーや黄桃、オレンジ、ナツメグ、イチヂクのアロマを感じます。ほろ苦いタンニンのアタックとアクセントとなる酸味、徐々に増しゆくボリュームはしっかりとしたコクのある味わいで余韻も長めです。
生産者ラウレアーノは1964年エル・ピネル・デ・ブライという小さな村に生まれました。お爺様はブドウ栽培に携わり、お父様も2haの畑を栽培だけ行っておりました。しかし協同組合にブドウを売り、ワイン醸造はしておりませんでした。
ラウレアーノは自然が大好きなスーパーナチュラリスト、畑の仕事だけでは生きていけないので電子工学を学び、コンピューターの仕事を並行しておりました。1987年からバロセロナやマドリッドという大きな都市でコンピューター関係の仕事をし、1997年~1998年にこの協同組合でワイン造りの責任者として働きました。
しかし大きなワイナリーでは自分の理想通りのワインを造る事は出来ない!そして1999年に自分のワインを造り始めました。経済的な関係で2009年迄はコンピューターの仕事と並行してワイン造りも行う、二足の草鞋で忙しい日々でした。畑を少しずつ買い増し、今では11haもの畑を管理しております。75%が白、25%が赤です。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]スペイン カタルーニャ
[タイプ]白・辛口
[品種]マカベオ90%、ガルナッチャブランカ10%(平均樹齢7年)
[土壌]粘土 ローム 石灰
[アルコール度数]11.91%
[醸造]自然酵母にて、除梗後2日間醸し、垂直式圧搾ステンレスタンクで5か月間発酵・熟成、無濾過・無清澄、SO2(亜硫酸塩)無添加
■ワイナリー情報
[本拠地]スペイン カタルーニャ
[設立]1999年
[生産者]ラウレアーノ
[所有畑]11ha
[栽培方法]ビオロジック
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。