重鎮的存在の父から二人の息子へ世代交代
ドメーヌ・モス
Domaine MOSSE
ロワール・アンジュの重鎮
現オーナーであるルネ・モスと妻のアニエスは、1987 年からトゥール市内でバーを兼ねたワインショップを営んでいました。当時、取引先であったワイン生産者フランソワ・シデーヌやジョー・ピトンに大きく影響を受けた彼らは、ワインショップを閉め、ワインをつくる世界に転身を図ります。翌年、彼らはアンボワーズにある栽培醸造の職業訓練学校に通いワインづくりの基礎を学びます。 (この時、彼らに教えた先生がティエリ・ピュズラとクリスチャン・ショサール!) その後、各地で経験を積み、。1999 年ジョー・ピトンが奨めてくれたサン・ランベール・デュ・ラティ村にあるドメーヌを引き取り、妻のアニエスと 2 人でドメーヌ・モスを立ち上げました。
美味しいワインはキレイで完璧なブドウから!
「美味しいワインは完熟したきれいなブドウを収穫することから始まる!」 をモットーにワインづくりに励む彼らは、多様な微生物が繁殖する生きた土壌作りに余念がありません。 特に畑を深く耕すことに重点を置き、その他には農薬を使用せず抗体の強い完璧なブドウを手に入れる方法としてビオディナミを取り入れています。現在では2人の息子に世代交代中。 兄ジョゼフはチリや南仏で、弟シルヴェストルはブルゴーニュのシャソルネイやパリのシャトー・ブリアンで それぞれ修行を積み、その後父親の元でその腕を磨き、今やモス家の頼れる跡継ぎとして成長しました。 現在は息子2人が畑と醸造を管理し、父ルネはと言うと、もっぱらワインの味わいのチェックと、ドメーヌ訪問に来たお客さんへの対応がメインとなっています。
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