キュヴェ名の『プティ・ノワゾン』はくるみという意味。この土地は、13世紀のブルゴーニュ公爵夫人であるAlix de Vergyが所有していたくるみの木で覆われていました。
美しいガーネット色を持ち、ポマールらしい骨格と複雑さを併せ持つエレガントで繊細なアロマが特徴です。
ブルゴーニュにおけるビオディナミの先駆者、ドミニク・ドゥランの長きにわたるパートナー。
ジュリアン・アルタベールは若き頃、ボーヌのワイン学校で勉強をしており、いくつかの醸造所で研修をしましたが、彼はビオ栽培の研修をしたかったため、2002年、ドミニク・ドゥランの元を訪れました。
一方で2007年に自分独自のドメーヌ(Domaine Sextantドメーヌ・セクスタン)を設立し、以降
自分のドメーヌをやりながらドミニク・ドゥラン醸造でも働いていました。
そして2017年より、正式にドミニク・ドゥランが引退すると同時に、ドメーヌ・ドゥラン醸造の社長にも就任し、ジュリアンは、現在二つの醸造所のトップを務めています。
(ドメーヌ・セクスタンはメゾン・セクスタンと名称を変更。有機栽培の葡萄を使用したネゴシアンワインとなります)
ジュリアンは『私はブルゴーニュにいますが、グラン・ヴァンを造ろうとは思っていません。誠実に本物のワインを造ろうと努力しています。』と語ります。
農家としての栽培・醸造家に徹して、誠実にワインを造っている希少なブルギニョンです。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ブルゴーニュ地方 サントーバン村
[タイプ]赤・辛口
[品種]ピノ・ノワール(樹齢50年)
[アルコール度数]12.5%
[土壌]赤い石灰質
[醸造について]オーク樽を使用し、一部除梗した葡萄を7~15日間の発酵。1度だけルモンタージュ。20日間に渡り、日に2度ピジャージュ。その後8か月間のシュール・リー熟成。SO2(亜硫酸塩)無添加。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ブルゴーニュ地方 サントーバン村
[創業]1985年
[生産者]ジュリアン・アルタベール
[栽培]ビオディナミ
酸化防止剤無添加のワインでも発酵の際に「自然に」ごく微量の亜硫酸塩が生成されます。
そのため、裏ラベル等に「亜硫酸塩(酸化防止剤)含有」と表記されている場合があります。
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。