濁りのあるレモンイエロー。フレッシュな青りんごや洋梨のような清涼感のある果実味。ほんのりと白い花のアロマ。硬質なミネラル感、塩っ気がしっかりと感じられ、レモンのようなキレのある酸があり、さっぱりとした味わい。
とても綺麗で繊細な造りですので、生牡蠣はもちろん、お鮨や天ぷらなど、和食ともとてもよく合います。
ジュリアン・アルタベールは若き頃、ボーヌのワイン学校で勉強をしており、いくつかの醸造所で研修をしましたが、彼はビオ栽培の研修をしたかったため、2002年、ドミニク・ドゥランの元を訪れました。
一方で2007年に自分独自のドメーヌ(Domaine Sextantドメーヌ・セクスタン)を設立し、以降
自分のドメーヌをやりながらドミニク・ドゥラン醸造でも働いていました。
そして2017年より、正式にドミニク・ドゥランが引退すると同時に、ドメーヌ・ドゥラン醸造の社長にも就任し、ジュリアンは、現在二つの醸造所のトップを務めています。
(ドメーヌ・セクスタンはメゾン・セクスタンと名称を変更。有機栽培の葡萄を使用したネゴシアンワインとなります)
ジュリアンは『私はブルゴーニュにいますが、グラン・ヴァンを造ろうとは思っていません。誠実に本物のワインを造ろうと努力しています。』と語ります。
農家としての栽培・醸造家に徹して、誠実にワインを造っている希少なブルギニョンです。
(インポーター資料より)
■ワイン情報
[産地]フランス ブルゴーニュ地方 サントーバン村
[タイプ]白・辛口
[品種]アリゴテ100%(樹齢5年)
[アルコール度数]12%
[土壌]酸化鉄を含む粘土質
[醸造について]全房のままの葡萄をダイレクトプレス。グラスファイバータンクにて発酵後、2か月間の熟成。
■ドメーヌ情報
[本拠地]フランス ブルゴーニュ地方 サントーバン村
[創業]1985年
[生産者]ジュリアン・アルタベール
[栽培]ビオディナミ
ナチュラルワインとはブドウの栽培が有機であることに加え、天然酵母での発酵、添加物を極力使わないなど人の手でコントロールせずに「限りなく自然に造ったワイン」です。
一般的に自然派ワイン、ヴァン・ナチュール、ビオワイン、オーガニックワインとも呼ばれることがあります。
2024.7月旬中に試飲しました!(以下、スタッフの独断と偏見ありのコメントです)
酸味しっかり、バランス良し
【ティスティングメモより】【好き】 ワインってブドウからできてるんだなと感じられるチャーミングなワイン
【苦手】 口が尖ってしまうほどの酸味と苦みが強いワイン
抜栓翌日に飲みました。
淡いレモンイエロー。
さっぱりとした和柑橘の香り。鼻孔の奥をツンと刺激します。とても澄んでいる感じがいいですね。後からグレープフルーツや若いパイナップルも上がってきます。
味わいは、しっかりと酸味があってワインの骨格を成します。果実の充実感がありながら軽快な雰囲気でバランスの良いワインです。
しっかりした酸味がアクアパッツアと相性よさそうです。